2016年02月07日

\山田を甘やかしてください!/

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言われなくても全力で


山田葵、千葉さおり、叢雲、初風、霞、モルジアナ、花木優香、風守、神木出雲、姫小路秋子、ストッキング、ツグミ、霊媒先生、杉崎みく……そして最近ではナナシスの荒木レナちゃん。上記に挙げた好みの女の子たちにはある共通点があるわけだ。それが俗に言う前髪パッツンというやつ。厳密に言えば当てはまらない子がいるのかもしれないけど、少なくとも前髪が切り揃えられた感じになっている髪型が一番好きなのだということに気付くまで8年ほどかかりました。オタクの道は長く険しい生涯学習。

そんなこんなで、ピュアニーモの山田を我が家で養うことにした。当然お店には並んでいないので、例の競り落とすやつを活用。その方が家出してきました感が出ていいよね。
お迎えして真っ先に思ったのが、布団と寝間着がないじゃんかよってこと。普通のフィギュアと同じ待遇ならただ飾って置いておくだけでもいいんだろうけど、そこはやっぱりこう、生活感というか、ドールなんだし一緒に暮らしてる感を大切にしたいと思わないかね? ん? 社会的に取り返しのつかない夢の中へ行ってみたいと思いませんかねっつーわけでその日のうちに秋葉原へと向かう俺。そして布団と寝間着を購入。


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この寝間着ね……かれこれ20分くらい悩んだ末の選ばれし寝間着ね……可愛らしさよりは生活感ビンビンなやつを探しに探して辿り着いたのがこれ。アニメで着てた体操着の色味なんかも若干意識したよね。
しかしこれ、着替えさせるとき無性に恥ずかしかったのはなんなんだ……そういう羞恥心は抱き枕と初夜を共にした時点で処女と同時に失ったと思っていたのに……。そんな事を思いつつ、僕は枕を濡らして床に就きました。
そして翌朝。


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勝手に開けんな


服とか髪の毛に納豆の匂いが移ったらどうすんだよぉおおおおお!! とハラハラしつつも山田は無類の納豆スキーだからしょうがないな。でも冷蔵庫を納豆で埋め尽くしたら禁固1000万年だからな。
ドールってあれだ。可動する関節部分がある以上、どうしたってフィギュアとかに比べて人形っぽさが出ちゃうけど、攻殻機動隊でいう義体みたいなもんだと認識するとそういう繋ぎ目込みでより愛おしく思えてくる。デフォルトのボディがMサイズだったんだけど、山田にしてはちょっと大きいなと思ったから早速Sを注文してみた。でもって義体換装。


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ダメだ、可愛い。ワグナリアで働いているわけでもないのに制服を着てるのもおかしな話なので、早く色んな私服を買い与えてあげたい。あと椅子とかそういうのも用意してあげたい。なにより外の世界を見せてあげたい。一緒に旅行とか行って写真撮りまくりたい。力の限り甘やかしていきたい。そろそろ寝たい。
posted by 芳井一 at 02:39| 雑記

2016年01月24日

ぼくのかんがえたさいきょうのだせん

○○で打順組んでみたってやつが好き。深夜アニメのお陰で一週間の曜日を認識できてた昔は今季のアニメで打線〜とかやってたけど、今じゃスーパーカートリオを結成できるかできないかくらいの本数しか見なくなってしまったので野球はおろかフットサルチームも作れない。だから代わりに、自分が好きなアニメを厳選して個人的最強打線を組んでみた。暇、では、ない。



1番 センター
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2番 ライト
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3番 ショート
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4番 サード
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5番 ファースト
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6番 セカンド
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7番 レフト
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8番 キャッチャー
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9番 ピッチャー
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一目見て分かる左右病ならぬノイタミナ病。仕方ねーだろ面白いんだから!


・ぽてまよ
切り込み隊長にしてムードメーカー。2番の四畳半がちょっとイレギュラーだけど、それを除けば唯一打線に食い込んだ1話完結アニメ。
のんのんびよりやたまゆら、みつどもえあいうらキルミーベイベーと、肩の力を抜いて楽しめる日常系、癒やし系枠の定位置争いが熾烈を極めてる中でぽてまよが抜擢されたのは、ほにほにと漂う脱力感と主要キャラの放つ変態性が絶妙なバランスで同居している様がたまらなく好きだから。どいつもコイツも変態。最高の褒め言葉のつもりです。
ちなみに一番好きなのはぐちゅ子。ベランダにトリュフお供えしよう。

・四畳半神話大系
最高にトリッキーな2番打者。いやらしいことこの上なし。エロい意味じゃないぞ。
大学卒業と同時に一人暮らし始めたタイミングでやってたノイタミナ枠で、その面白さに色々と支えられた。当時はこれがあるから一週間頑張ろうってなってた。
ぽてまよの所に書いたとおり1話完結と言えば1話完結。でも、最後まで通して見ることでこの作品の魅力は完成する仕組みになってる。最後に「私」が走るシーンでボロクソに泣いた記憶。責任者はどこか。
余談でもなんでもないけど、髪結んでパーカー着てる明石さんクソ可愛いからね。

・放浪息子
3番と4番は自分の中でどちらが4番を張っても何の違和感もない。相手から求められない限り他人に何かをお勧めするという事を全くしない自分が唯一、いや唯ふたつ、人を呼んで上映会とかやったアニメ。単純に華という点で、ピンポンの方が4番っぽいからこっちを3番にした。3番王、4番長嶋みたいなもんです。
自分の中で正座アニメという言葉が生まれたのは放浪息子が最初かもしれない。居住まいを正して臨まなければ、作品に失礼だとすら思わせてくれるような。そんなアニメ。語彙が足りない。
最終回が始まる5分前、秒針の音すらうるせえと思って掛け時計の電池を抜いたのはいい思い出。千葉さんは未だに俺の中に存在し続ける天使。

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「卑屈なやつはきらい」

・ピンポン
ヒーロー見参 ヒーロー見参 ヒーロー見参
これぞ4番に相応しい。なんなら4番でエースでもいいくらいだけど、あくまでもプロ野球準拠なので投手は投手、野手は野手。
放浪息子とピンポンに関しては自分が何を書いたところでそのとてつもない魅力を表現するに値しない気がしてダメだ。海、行くか。

・ちはやふる
下位になるにつれて2クールや2期ものが多くなるのは、1クールで終わるアニメの方が俊足なイメージがあるから、かもしれない。だとすると1話完結どころか30分で2話構成のぽてまよが1番打者なのも頷ける。よく考えてるな俺!うるせー黙れ!
腐っても元高校球児、腐っても体育会系経験者なので部活モノは好きです。こと自分が全く触れてこなかったジャンルを扱った作品は、基本的な知識とかも学べてより楽しめるから好きです。部活としての熱さがあり、恋愛を絡めた人間関係の繊細さがあり……打って良し守って良しの一流選手ですよ。早く全部まとめたBOX出してください。
2期から登場した菫ちゃんがね……好きでね……菫ちゃんに惚れられてるって設定で一緒に野球観戦に行くんだけど菫ちゃん自身は野球に全然興味なくて、マウンド上の山口に「さっきからあの人全然ストライクになりませんね」みたいなことを平気で言っちゃうんだけどそこがまた可愛いみたいな妄想が楽しいんだ。ほっといてくれ。

・四月は君の嘘
クリーンナップが終わっても安まる暇がない。容易く3割40本打ちそう。
音楽に直向きになる情熱とか青春とか恋愛とか人間模様といった様々な要素がとんでもなく高水準なところで絡まったバケモノアニメ。個人的には3〜6番まで全員4番級。いつぞやの巨人かよ。
とにかく音響? 音声? 音楽が素晴らしい。ピアノの演奏がある回は、放浪息子と同じように掛け時計を仮死状態にしてた。じゃないと失礼な気がしたから。それこそコンサートホールにいるお客さんみたいな気分で公生やかをりちゃんの演奏に耳を傾けて、終わった後に拍手とかしてた気がする。
OPで絵見ちゃんが見せるこの顔
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狂おしいほど好き。今年も桜が咲いたら舞台探訪してくる。

・ヤマノススメ
長打力はないかもしれないけど、5分アニメと侮るなかれ。山椒は小粒でも蒙古タンメン。7番だからと気を抜いたら小技でかき回されること間違いなしの良アニメ。チーム事情次第では2番も充分任せられる。
常日頃から散歩と称して歩き回るのが大好きな自分にとってはたまらんのですよ。ひなたと一緒に高尾山を登りたいだけの標高599mだった。

・SHIROBAKO
そこはかとなく漂う職人の雰囲気は扇の要を任せるに値する。
これがリアルタイムでやってた頃、仕事だなんだでゲロ吐くほど忙しくてアニメ見る暇もなかったけど、これだけはテレビの前で正座待機してた。励まされてた。1話ごとに涙ぐんでたしよく泣いてた。
どんな形であれもの作りに携わり、多かれ少なかれ面白いモノを作りたいと思う気持ちがある人なら何かしら響くところがあるような。そんなアニメ。
基本的に「自分もこの世界に入りたいなー」って思う作品を好きになる事が多いから、SHIROBAKOはその辺がどストライクで。矢野エリカちゃんに進捗管理されたいし太郎と飲みに行きたいけど一緒に仕事は絶対したくないし小笠原さんとバッティングセンター行きたいしりーちゃんに師匠って呼ばれたいし仕事でストレス溜まってる瀬川さんに筆卸してほしい……でも自分にはずかちゃんがいるんだ……ずかちゃんと知り合って交際を始める妄想を毎晩のように楽しんで眠りに就いていたあの日。

・攻殻機動隊
投手だから必然的に9番だけど、メスゴリラこと少佐なら5番でガンガンホームラン打ちつつ完封してくれそう。いともたやすく24勝0敗1セーブみたいな成績残しそう。
これだけ唯一リアルタイムで見てないし今やってる2ndの再放送を追っかけてる真っ最中だけど、毎回見終わった後に感嘆を漏らしてる気がする。でもって大事なのは、めちゃくちゃ真面目にみてるはずなのに子細にまで理解が及んでないということ。そりゃもちろん俺の頭が追いついてないってだけの話なんだけど、だからこそこう、なんて言うんですか、圧倒的な何かを前にして、武者震いするみたいな。なんか凄く頭のいいことやってるんだろうなあ、凄いな!面白いな!みたいな。うん。馬鹿丸出しだね。ここまであれこれ書いてきたから疲れてるね。ごめんね。寝るね。
名前しか知らなかった当時はタチコマのねんどろいどなんか誰が買うんだよなんて愚かな事を思っていた時代もありました。超可愛い。超欲しい。
posted by 芳井一 at 03:02| 雑記

2016年01月19日

芳井はガンパレード状態になった

ホームページ引っ越して結構たつのにかつての廃墟をずっと放置していたのでいい加減発破解体しました。
FC2の方で書いてたブログも全部粉微塵になっていいやと思ったんだけどこの日記だけ思い入れがあったからコピーしてきた。以下は2012年の文章まんまです。ウソです。どうでもいい細かいところをちょっとだけ手直しさせてください。いいですよ。


今、ガンパレードマーチが熱い




正確には今日の夕方頃まででした。今は完全燃焼したので燃えかすも天かすもありません。
僕がこのゲームに初めて出会ったのは確か中学だか高校だかの頃で、友達の家で遊んでいた時でした。当時はガンパレの複雑な設定や世界の雰囲気がよく分かんなかったというかその辺にはあまり魅力を感じなかったので、ひたすら女の子とイチャイチャしたり面白おかしく自由に行動できる日常パートだけをやらせてもらうという言わばお試しプレイみたいなことをさせてもらったわけ、です、が! それだけでも充分面白かったのを記憶してます。ののみを賭けて決闘しろ!!

でだ、ついこないだPS3のアーカイブスで600円ってのを聞いて僕の好奇心がムックムックと膨らみましたぞー! これは安いですぞーと! やるしかないですぞーと! 据え膳食わぬはガチャピンのうなじペロペロですぞーと!!


〜そして廃プレイへ〜



先々週ぐらいの事ですが、夜8時頃始めて気付いたら朝8時じゃねーかなんてことがざらにありました。なんて事を書いてる今日も深夜3時頃から夕方17時まで三大欲求すら忘れてぶっ通しでプレイしてしまう魔性のゲーム。いやもう間違い無くプレステ史上に残る傑作でございますのよ奥さん! そんな油汚れもちょちょいのJOYやで!!
まあそんな熱意も永遠に続くわけじゃない。一回クリアしちゃえばもう徹夜でプレイなんてことはしないだろうと……そう思っていたのですが、2週目以降にとあるコマンドを入れるとおまけモードとして他のキャラでプレイできると知ってしまったからもう大変。このゲーム可愛い女の子がたくさんいるんですよ。昔は「まあ敢えて選ぶなら加藤かなぁ……」ぐらいのテンションでプレイしてたんですが、あの頃の俺は守備範囲が左翼のラミレス以上に狭かった……ですが、今はロッテの岡田か俺かと言われるくらいの節操の無さ。このゲームの女の子全員いける(本田以外)。メガネっ娘に無関心な僕ですら全員いける!!(本田△以外)
そんな可愛い女の子達を操作出来るならやるしかねえということですんなりと始まる2週目。俺が主人公に選んだのは、ガンパレを知った当時は気味悪がって避けていたものの、約10年ぶりの再会を果たすなり俺の心臓にハートブレイクショットをぶちこんできた石津萌ちゃん!!




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この子



前の学校でいじめられていたってことで、何かあるとすぐに呪う呪う言い出す超内向的な彼女。ファーストプレイではそんな萌ちゃんに優しく接してあげたら次第に深まっていく仲。打ち解け合う二人。脱がす制服外すブラ!! 濡れるパンツに勃つチンコ!! 性欲戦隊アバレンジャー!!!
とはいえそん時は既にメインヒロイン的なポゼッションにいる芝村の舞ちゃんと恋仲にあったので争奪戦の嵐に泣かされたりもしたんですが、全キャラ使用可能の裏技を知った瞬間答えは出てました。こりゃもうなりきりプレイするしかない!! 石津萌ちゃんっ! 君に決めた!!(ゼニゼニー!)←10万ボルトで殺す


そして始まるウルトラソウル五輪。じゃなくて萌ちゃんプレイ。でも普通にやったんじゃ面白くねーってことで、彼女の性格を考慮して2つの縛りを自らに課すことにしましたとさ。

1.友情度もしくは愛情度が80を越えるまで絶対に自分からは話しかけない
2.友情度もしくは(ry)までファジー入力で「表情豊か/大声/喜び」方面を使わない
3.誰かが話しかけてくれた際に必ずと言って良いほど介入してきて親善の機会をことごとく潰してくる坂上を呪い続ける←New!!

つーことで開演した萌ちゃんのガンパレードマーチ各馬一斉にスタートです。3〜4日経っても誰とも交流を持つことなく一人黙々と衛生官の仕事に従事する辺りが実に萌ちゃん。思わずむほほほほという声が出てしまう。基本的に他の生徒達は自分に目的や用事があったりすると周りには目もくれずにその行動を優先してしまうシステムなので仕事の時間だったら仕事に向かっちゃうし、朝はみんな教室目指して歩いてます。そこであることに気付いた萌ちゃん。
「……授業が始まるのを教室で待っている間は……みんな、待機状態ということよね……」
そうなんです。これで良いんです! クゥ〜ッ!! 日本代表今日のスタメンはGK川島、DF右から内田、吉田、山田、摂津、新垣、森福!! 転校して来てからの数日間、先生を待っている間周りのみんなが視線を交し合ったり談笑したりしているのを見てピンと来たようです。自分も早く教室に辿り着いて待機していれば……だ、誰か話しかけてくれるかもしれない……そんな淡い期待とドキドキを胸に、萌ちゃんは目覚ましを朝5時にセットしました。
そして、5日目の朝……食パンくわえて教室に駆け込んできた萌ちゃんの瞳に映ったのは、袴姿の女の子。そう、壬生屋の未央さんでした。


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萌が入ってくるなり視線を送ってくれたので、緊張しながら挨拶してみたら向こうから話しかけてくれたじゃありませんか。流石壬生屋さん、芝村と瀬戸口以外には優しい!
「……まかせて」
こうして初会話に成功した萌ちゃんは少し上機嫌でその日の仕事を終えました。

そんな小さな幸せを噛み締めていられるのも今のうちだと言わんばかりに、戦況の雲行きが怪しくなっていきます。1週目のプレイ時こそ士魂号に乗った速水くんこと自分が敵陣に切り込んでミサイルぶっぱでウルトラハッピーピカピカピカリンジャンケンポンなんて事が出来たわけですがそれも今は昔。戦争に参加できない衛生官の萌ちゃんは、ただただ見守ることしか出来ない仲間達の戦いの行く末を危惧していたのです。危惧することしか出来なかったのです。
「……やけに引き分けが多いけど……大丈夫かしら……」
そんな不安は最悪の結末をたぐり寄せてしまいました。何故か2号機パイロットになってた狩谷くんが「……いいんだ……これで……」とか言いだして戦死。何気に仲間が死ぬのを見るのは初めてだったので粉々になった車椅子を見てたらやるせない気持ちでいっぱいになりました。
その後も戦況は悪化する一方で、負の連鎖は止まりませんでした。2号機パイロットを引き継いだ中村も2日後の戦闘で戦死。司令の座に就いていた新井木が指揮車から逃げ遅れ3日後に戦死。そして翌日スカウトの若宮さんも壮絶な討ち死にを遂げ、僅か十日足らずで4人の仲間が早すぎる死を迎えてしまいました。言うまでもなくクラスの空気は最悪。どこにいっても暗い雰囲気が漂っていて、あの岩田ですらボケることを忘れる始末。勿論、御多分に漏れず萌ちゃんも落ち込んでいました。けどこの時はまだ、心のどこかでその事実を他人事のように考えていた萌ちゃんがいました。上記の4人とはさほど交流が無く(せいぜい新井木が「よっ、猫好き。今日は猫と話さないの?」と茶化してくる程度)、仲間の死を悼む気持ちこそあれど、それを自分の事の様に悲しむことが出来なかったのです。
そんな沈みがちな気分を晴らしたがっているかのように、少しずつ萌ちゃんとの距離を縮めていく壬生屋。この頃から積極的に会話を持ちかけてくれるようになってきました。初めて「一緒にお昼、どうですか?」と誘ってくれたのも、「一緒に歩いて構いませんか?」と誘ってくれたのも壬生屋でした。そんな壬生屋の気持ちに、萌ちゃんも少しずつ応え始めます。萌ちゃんが初めて「何してるの?」と尋ねたのも、「調子はどう?」と尋ねたのも壬生屋でした。小声無表情/はじらいフルスロットルな萌ちゃんを、表情が硬いですよ、なんて笑いながら教えてくれる壬生屋の図を思い描いてほっこりしていましたええしていましたとも。
そうこうしている内に当然友情だけではなく愛情も深まってしまうわけで、告白まがいの事を言われたりしてドキドキしてしまう萌ちゃんに思わず鼻血が10cc=1,000点。そして突入したHな雰囲気、そこで壬生屋が受け取って欲しいモノがあると言いだして……え、まさか処女? とか思ってたら差し出されたのは「迷刀鬼しばき」。呪われた刀ということで萌ちゃんにはぴったりだ!!
「……そう、いいわよ」
その効果が気になったのでネットで調べてみたのですが、どの攻略サイトを見ても「百害あって一利無しなのでさっさと売った方が良い。売値高いし」みたいな事が書いてありました。が! 初めてもらった親友からのプレゼントを売るなんて とんでもない! そう思った萌ちゃんは肌身離さず帯刀することにしました。

思えば、これが運命のいたずらだったのかもしれません。

それから一週間程、珍しく勝利が続いていたからか、「次の日曜日はお休みがもらえるかもしれませんね」と壬生屋さんが嬉しそうに話してくれました。一緒にお昼を食べてたときの事でした。その数時間後、仕事終わりに下された出撃命令。突然の慌ただしさの中、萌ちゃんはいつも通り仲間達を見送り、みんなが無事に帰ってくることを願いました。けれど……

「……お先に……失礼します……」

壬生屋の口から紡がれた最後の言葉。直後に戦死の二文字。
茫然自失のまま翌日の朝を迎えた萌ちゃんの元に「傷付いた獅子章」が送られてきました。そこで改めて、萌ちゃんは現実を突き付けられる形になりました。
壬生屋さん、帰らぬ人になっちゃったんです。

萌ちゃんだけじゃなく、さすがの僕もこれには唖然。1週目の頃から壬生屋は敵陣に突っ込んでは貴重な士魂号をぶっ壊して脱出してくる役立たずだなーとか思ってたんで、もしかしたら、そうなる可能性はあるかもしれないという覚悟こそあったものの……ただただ口が半開きに。

その日、萌ちゃんは初めて午前中の授業をさぼって公園で沈みに沈みました。そこで曇天→雨というタイミングの良すぎる演出。僕は萌ちゃんと共に泣いた。しんしんと泣いた。
一日中泣いて泣いて泣き疲れた萌ちゃんは、その日の夜にある決意をしました。そして、翌日の朝一番に芝村準竜師に陳情をしたのです。
「私を1号機のパイロットに任命して下さい」
そう、壬生屋の無念を晴らすため、そしてこれ以上犠牲者を増やさないため、自分が立ち上がらなければという使命感を抱き、立ち上がったのです。
その日から萌ちゃんは変わりました。徹頭徹尾授業をサボって極楽トンボ賞を授与してもなんのその、その態度を改めることなく朝から晩まで体力気力運動力の訓練漬け。戦車技能や白兵技能を3まで上げ、機動飲料ムーブを大人買いして穴という穴からがぶ飲み。朝5時に家に帰り8時半には校門前にいるという正規軍人も吃驚の過酷な日々。全ては、終戦を迎えることなくこの世を去っていった親友のために。

そして初陣。開戦と同時にたった一機で敵陣に切り込み、今は亡き友に伝授された左右の「切る」を駆使して幻獣たちをバッサバッサと切り倒していく萌ちゃんに痺れる憧れるぅううっていうかこれ明らかに銃より強いじゃねーか! と僕も若干興奮気味にスキュラすら斬り殺してました。

それ以降は一人の犠牲者も出す事なく、相当劣勢だった戦況も萌ちゃんの奮戦のおかげで僅かながらも優勢に。すると、それまであまり話をしなかった仲間たちが積極的に会話を持ちかけてくるようになったじゃありませんか。それプラス頻発する「良いうわさ」効果でほぼ全員から追いかけ回される小隊の人気者になってしまった萌ちゃん。そんな境遇にあたふたして赤面しながら逃げ回る姿がたまんねぇえええええええええええええはぁあああああああああああああああああああ空から見てるか壬生屋ぁあああああああああああああああ!!!

「不潔です」


結果、仲良くなった舞ちゃんと共に熊本城で幻獣を殲滅したりして黄金剣翼突撃徽章を授与される活躍を見せた萌ちゃん。人類優勢のまま5月10日を迎え、休戦期間へと突入しました。あの日壬生屋から受け取った迷刀鬼しばきは、最後まで腰に帯刀したままでした。
人死にが出てるのでランクはBでしたが、1週目でAランクだった速水くんの俺強ぇえええな主人公ストーリーよりもずっと見応えがあって引き込まれるガンパレードマーチでした。もう一度同じ流れを作ろうとしても無理だと思う。だからこそ、とても記憶に残るプレイになったのでした。 -完-


ホントはまだまだ色々あったんだ。あの天使のようなののみちゃんに中盤までずっと避けられてて枕を涙で濡らしたりとか、茜くんが何かと萌のことを気に掛けてくれてたりとか。面倒だからもういいよ……。
posted by 芳井一 at 02:07| 雑記